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August 2006

August 28, 2006

つまり、妻有なのである その3

陶芸家・吉田明さんの個展に合わせて、再び妻有に出かけてきました。
新潟県のHPでは、既にある作品「エターナル」に加え、吉田さんお得意の「ペーパーキルン」で焼いた縄文女性をイメージした陶器ベンチが焼きあがる...との情報で、それっと出かけていったのですが。がーん、窯出しは明日29日 15:00頃から、とのスタッフさんのお言葉あのでありました。残念無念。ペーパーキルンの写真だけ撮って帰ってきました。

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ちなみに、8/31より再びペーパーキルンを焼くそうです。

今回の妻有、先週のNHK「日曜美術館」で放映したせいか、ものすごい人出でした。放映したアートに限り大賑わいという気もありましたが(笑)。集落の細い道を、にわか山道ドライバー(遅い・すれ違い下手)や、こんなとこまでくんなよ観光バス状態で、作品展示している集落の方々や、仕事にでかけようとしている地元の方々の迷惑になっているのではないかと、心配になったくらいです。

次回からは「パーク&ライド」方式をやるといいかもしれない。

さて。
今回もいろいろ見てきたのですが、お勧めNo.1はコレ!

中里エリア・清田山冬季分校、作品No185 「ヘテロピアへようこそ」@アンジェラ・デタニコ&ラファエル・レイン。
「様々なオブジェを積み上げて新しい書き言葉【ピラ】を表現する」 これ、ものすごいはまりました。

入り口の近くにある作品から順に、
Dscf0019 「まとまる」@角材

Dscf0020 「これから」@消しゴム

Dscf0022_1 「よみかき」@PPC用紙

Dscf0024 「かなりの」@ダンボール箱

Dscf0026_1 「かわる」@フィルムBOX

Dscf0028 「ますます」@ホッチキス針入れ

Dscf0027_1 「なにか」@本

Dscf0031_1 「つまり」@園芸用土

「コレ見たら、もう何でもアートですね~♪」と、係りの方と笑いあい、入ってきた新しいお客さんに向かって、「この下駄箱もアートなんですよ~」と冗談かましたら、本当にアート作品だった(@@;)
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この緑のスリッパ、ちゃんと接着してありました。

あと、2000年の作品で宿泊できるアート作品
松之山エリア・上湯 作品No.320 「夢の家」@マリーナ・アブラモヴィッチさん、ここに泊まった人の意見を是非聞きたいっす。この「夢の家」、赤・青・緑・紫色の部屋で、作家がデザインしたパジャマを着て眠り、翌朝見た夢を「夢の本」に書き残していくという作品なんですが...。青・緑・紫の部屋はまだいいとして、赤の部屋!
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フィルターかけてません。実物色で写してます。

このまっかっかな部屋で、あの棺オケのような中で寝て、いい夢を見られた人は居るのだろうか?


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August 09, 2006

温泉という名の至福10 夏の温泉休暇

ウチの勤め先にはありがたいことに「長期連休の取得義務」があるので、ほぼ毎年、この休暇を使って愛車と温泉めぐりをしています。夏の盛りの平日に温泉に出かける人は割りと少ないので、一人泊が出来る貴重なチャンスなのでした。あまりに人が少なくて、たまに宿泊者ワタクシ一人、という状況にも出くわします。旅館貸切。豪勢な気分に浸る前に、宿の人に申し訳なく思う小心モノなのでありました。

さて。今回の夏の温泉休暇では、「日本秘湯を守る会」の新規加入宿の一つ、赤倉温泉 三之亟さんへ、一泊草鞋を脱いできました。最近、「秘湯を守る会」は加入宿が増えて、コンプリートがだんだん遠のいていくんだよなあ...。

さて。
宮城県との県境に近い最上温泉郷の一つ、赤倉温泉は小国川に沿った小さな温泉街です。三之亟さんは入り口近くに面した、どっしりとした玄関構えの宿。
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囲炉裏のあるwelcomeスペースといい、館内のびのびと広いです。広いですが...迷路みたいな複雑な造りです。チェックインの際に渡される館内見取り図がないと、正直迷ってしまいそう。
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お風呂は三箇所あって、小さい順に
■ひょうたん風呂■
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■露天風呂■ 川に面した屋根付きです
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そして評判の■岩風呂■
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この岩風呂、写真の二つの浴槽の間に源泉(1号泉)がある、湧きたてのほやほやの温泉です。手前側の大きな浴槽内には段差があって、昔浴槽の掃除をするためにお湯を汲んで外に出すために設けていた「湯かき穴」部分は、深さ1mくらいあって立ち湯ができます。

この二つの浴槽の右側に、さらに打たせ湯が設けてあります。ついでに2号泉の掘削穴も(笑)
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ひょうたん風呂と露天風呂は、この2号泉の湯も使っています。

そしてしっかり「ケロリン桶」。ポイント高し!!
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や、このお宿のポイントは「ケロリン桶」ではなくて、「還元系のお湯である」ことを証明するためのORP(酸化還元電位)とpHを、常時測定し、かつ客に開示していることなのでした。これ↓露天風呂に設置してあるメーターです。
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温泉の泉質に自信がないと、ここまで情報開示できないですよ。
脱帽 <m( _ _ ;)m>

ちなみに「秘湯を守る会」には、会の方から加入要請があって入ったとのことでした。会長・副会長自ら訪れて口説いたんだそうです@ご主人談。 まだまだ日本には、いい温泉が残っているんです。

こーいう「ほんまモンの温泉」に入り慣れてくると、設備は豪華だけど塩素消毒ビシバシの風呂はつまらないです。湯上りに肌荒れるし。(ほんまモンの温泉めぐりを続けた結果、アトピー治りました) シャワー設備もジャグジーもいらんです。源泉そのままのお湯がイチバン!

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August 06, 2006

つまり、妻有なのである その2

松之山から帰ったその足で、また新潟方面経由東北へ温泉行脚の旅にでたワタクシ。移動途中に再び「越後妻有トリエンナーレ 2006」の作品をいくつか見てきました。

このトリエンナーレの作品たち、公園などに設置してあってタダで見られる作品もありますが、スタンプラリーもできるパスポートを買って、ハンコを押していくのも楽しみです。ちなみにハンコの色は赤・緑・黒の三色ありますが、全部きちんと押すと「何か」の模様がでてくるそうです。パスポートを買う前に展示作品を見てしまった方&押し忘れた方、もよりの「ステージ」へ申し出ると、ハンコ押してくれますよ! また、実施日限定の「アート」もあるのだが、そんな作品の「ハンコ」も押してくれる。

でもまあ、「どれがアート作品じゃあ~」と、黄色いNo.札を探して、右往左往するのも結構楽しい。お馬鹿は私は、隣接したいくつかの作品でハンコを押し間違えてしまっている...なんの模様がでてくるんだろう?

今回は「中里エリア」と「十日町エリア」を中心に見て回った。
印象に残ったのは、まずは中里エリアの作品No.198。前田光彦氏作の「光の巣」。
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小さい頃の「ひみつきち」を連想させてくれて楽しいです。もちろん登って可。ちゃんと手袋と安全ベルトがついてます(笑) 

駐車場を使った車の色あわせイベント「パークレット」は参加してみたかったなあ。しかしこんなのもアートなんかいな?
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↓のような作品は、「アート」と一目瞭然ですが...
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ここらへんになると、だんだん不明確になってくる。
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うーん、「アート」の定義って難しい。

でも、むちゃ楽しい!!

そうそう、忘れてた。もう一つ感動ものがあったのだった。
No.48 栗田宏一氏の作品「ソイルライブラリープロジェクト/越後」。
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四角い紙の上に、色とりどりの「なにか」をおいて敷き詰めてある。この「何か」、越後を中心とした各地で採取した「土」なのだ!! 陶芸をやっているので、粘土=土の色がいろいろあるということは知っていたが、こんなに微妙な色の違いはとてもではないが認識できない。うーん、脱帽。

さて。今回も写真の中にひとつだけ「アート作品」でないやつがあります。どれでしょう(笑) もちろん「不明確」の4枚中のやつなんですが...判るかな?

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